この冬、人気のヨーグルトランキング
「なんで、買えないんですかっ」
冬の時期になると、スーパーで機能性ヨーグルトを買えないという苦情が入ることがあるとか。
R-1、LG21、ラクトフェリンなどなど、テレビの健康番組で紹介されて以来、爆発的な人気なんですよね。ただし、よくある「流行りモノ」と違うのは、テレビ放映からしばらくした後も、人気が落ちないということ。
テレビを見て試してみた方々が、そのままやめずに食べ続けているんですね。
当サイトでは、市販されている人気の機能ヨーグルトを、機能別にまとめています。あなたの求めるヨーグルト探しに、使っていただければ幸いです。
乳酸菌別に効能を調べてみた!
機能 | 乳酸菌 | ヨーグルト名 |
---|---|---|
肌荒れ改善 | LB81 | 明治ブルガリアヨーグルト |
プリン体過剰摂取の低減 | PA-3 | 明治プロビオヨーグルトPA-3 |
ピロリ菌抑制 | LG21 | 明治プロビオヨーグルトLG21 |
インフルエンザ予防 | 1073R-1 | 明治プロビオヨーグルトR-1 |
メタボ改善 | ガセリ菌SP株 | 雪印メグミルク 恵 |
ノロウィルス感染予防 | ラクトフェリン | 森永ラクトフェリンヨーグルト |
花粉症予防 | ビフィズス菌BB536 | 森永ビヒダスヨーグルト |
ヨーグルト売り上げランキング
機能性ヨーグルトでは、どのヨーグルトがよく売れているんでしょうか?
調べてみました。
約40年のロングセラー商品です。シェアNo.1。定番の乳酸菌LB81を配合、整腸作用により特定保健用食品に認可されています。
1073R−1乳酸菌配合のヨーグルト。NK活性増強効果があり、風邪罹患リスクを低減します。
ラクトバチルスガッセリーOLL2716株(LG21)配合。胃酸に強いピロリ菌に対して除菌効果があると言われています。
ガセリ菌SP株配合のヨーグルト。メタボ改善に良いとか。
ビフィズス菌BB536配合。抗アレルギー作用が認められ、臨床試験では花粉症の症状が緩和したとのことです。花粉が増える年明け〜春先に摂りたいですね〜。
ほとんどのヨーグルトの乳酸菌は胃で死んでしまう…
実は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、ほとんどが胃で死んでしまいます。
「生きて腸まで届く」という乳酸菌でさえ、生き残るのは20%程度。
ヨーグルトに使われる乳酸菌は、「動物性乳酸菌」と呼ばれるもので、
乳と混ぜると固形化しやすいので、ヨーグルトを作るのに最適!おいしい!
ただし、熱や酸、乾燥に弱いという弱点があるんですね。
そこで注目されているのが、植物性乳酸菌。このタイプは、熱や酸、乾燥にも強い!
口から摂った乳酸菌の80%が、生きて腸まで届きます。
動物性乳酸菌の3倍以上の量が活きて腸まで届く!さらに生き抜く力が強い!
万能じゃないですか!これからは植物性だ!と言いたいところですが、植物性乳酸菌は乳を固める力が弱くって、ヨーグルトの形にしにくい…という致命的な弱点があるのです。
それでもなんとか植物性乳酸菌を製品化したい!って、すんごい工夫した末に出たのがこれ。
▲カゴメ ラブレ
ドリンクなんですね。固まりにくいから。
実は何年も前に、広島大学大学院の杉山教授という人が、「植物性乳酸菌でヨーグルトを作る」というスゴ技術を発見してます。
そして、試しに、地元広島で売ってみよう!と販売されたみたいですが、ほどなく販売終了となりました。理由はわかりませんが、味がヨーグルトっぽくなかったのか、コストが合わなかったのか…。
一回くらいは食べてみたかったですよねー。
まとめると…
動物性乳酸菌
おいしいヨーグルトを作るのに最適。
だけど、胃でほとんどが死に、腸に届くのは良くて20%くらい
植物性乳酸菌
ヨーグルト作りには向かない
だけど、熱、酸、乾燥に強く、食べたうちの80%が生きて腸まで届き、生き抜く力が強い。
植物性乳酸菌を摂るには?
植物性乳酸菌といえば、京都のすぐき漬けやキムチ(本場の酸っぱいやつ)なんかに含まれています。カゴメのラブレドリンクみたいなのを飲むのもいいでしょう。
だけど、毎日続けるの大変…というあなたには、植物性乳酸菌のサプリっていうのがあります。
植物性乳酸菌サプリ
植物性乳酸菌を摂るには、ラブレのようなドリンクを飲むのが良いです。
でも、ちょっと面倒だなとか、カロリーが気になるとか、毎日家族で飲むとしたらお値段が気になる…というあなたは、植物性乳酸菌サプリを利用するのが良いかも知れません。
有名なものを集めてみました。
もともと胃酸に強い植物性乳酸菌ですが、さらにコーティング技術などを使ったり、乳酸菌量をドンと増やしたりして、さらに腸まで届きやすくなっています。
7兆5000億個の乳酸菌の驚異的な力!ぜひ体感してください。
他の乳酸菌サプリと比べ、おかしいくらいのレベルで大量の乳酸菌が入っているサプリ。一日分で、7兆5000億個の乳酸菌が入っています。その分、お高いですが、確実に腸内の乳酸菌量に影響をおよぼす量が摂れます。
>>>MIHARUの乳酸菌
1日サプリ1粒で、乳酸菌約346億個が入っています。ラクリス菌、ナノ乳酸菌、K-1乳酸菌、キムチ乳酸菌、耐熱性ラブレ菌、耐熱性ビフィズス菌、EC-12菌+オリゴ糖を贅沢配合。これを胃酸で溶けずに腸まで届くカプセルでコーティングしています。
>>>生命の乳酸菌
まとめ
MIHARUの乳酸菌は、代替治療に使われるレベルの量です。
本気で腸内環境変えたいなら、これ一択と言っていいほどダントツの乳酸菌量ですが、やはり継続して飲むには値段が厳しいかも。
>>>MIHARUの乳酸菌
ちなみに、市販のヨーグルト1個に含まれる乳酸菌は10億個程度。こちらのサプリでも、ヨーグルト10個〜34個と同等の植物性乳酸菌が摂れます。
>>>生命の乳酸菌
価格と乳酸菌料のバランスを考えると、このあたりが現実的かなぁと思います。
植物性乳酸菌が昔から活躍している場所といえば、日本酒作りを行う酒蔵。米を乳酸菌の力で発酵させて甘い香りのする酒を作っていたんですね。乳酸菌が関係する漬物としては、キムチが有名ですが、日本にも乳酸菌を使った漬物があります。それが、京都のすぐき漬け(酢茎漬)で、元京都府立医科大学の岸本教授によって発見されました。さらに、醤油にも乳酸菌の働きが応用されています。植物性乳酸菌は、最近の研究で免疫力を高めることがわかってきましたが、昔から、これらを食べていた日本人は、経験的に乳酸菌のパワーを知っていたのかも知れませんね。